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僕は大学時代からサーフィンを続けています。今やライフスタイルの一部となっていると言っても過言ではありません。現在、僕の通うUniversity of California, Irvineは南カリフォルニアのオレンジカウンティにあり、学校から最寄のサーフスポットまで車で15分とサーファーにとってはこれ以上ない環境です。最近は結構忙しいので、週に一回ぐらいしか行けていませんが、少し余裕のあるときは週4~5回は海に行っています。(ただし中年サーファーに片足突っ込んでいるので、一回につき1時間半ぐらいしかサーフィンしませんが)
数校のMBAプログラムから合格を頂き、その中からこの学校を選んだとき、周囲は「サーフィン留学」と揶揄しましたが、確かにサーフィンをしながらMBAという動機は大きかったです。ただ、実際この学校に来て、サーフィン以外でも良かったなと思う点も多々あります。
1. 友人に恵まれた・・・サーフィンと関連するのですが、この学校に入学するネイティブはカリフォルニアローカルの人間が多く、幼い頃からサーフィンを続けてきた人間が何人かいます。僕もサーフィンをするということで、彼らとは損得勘定抜きでのいい人間関係を築くことが出来ました。こちらに来て痛感したことですが、やはり日本人は英語がうまくありません。もちろん、僕を含めて。未だに自分の思ったことを的確に伝えることができず、やきもきすることもしばしばです。その中で自分のアイデンティティを確立するには、何かに秀でていること、周囲の人間と同一の趣味を持っていることなどが役に立つと思います。僕はサーフィンを鎹にいい友達に恵まれたと思っています。
2. 未完成の学校である・・・これはプラスの面、マイナスの面の両方があります。ただ、僕自身は学校が未完成であるがゆえに経験できることに価値を見出しています。僕は現在、The Paul Merage School of BusinessのJapan Management Associationというクラブの代表者を務めています。このクラブは二つの大きな目的の下に存在しています。一つは我がビジネススクールに優秀な日本人学生を誘引すること。もう一つは南カリフォルニア地域における日系ビジネスのプレゼンスを高めることです。後者の目的には、学校関係者(学生、職員、教授陣)の日本ビジネスに対する理解の向上も含まれます。恐らく完成されたビジネススクールの同様のクラブにおいては、過去に築かれ、現在に至るまで培ってきた様々な日系ビジネスとのコネクションがあると思います。しかし、我々の学校は歴史も浅く、これまでそれほど多くの日本人学生が入学したわけではないので、このネットワーク構築から始める必要があります。これは結構骨の折れる仕事なのですが、ネットワーキングは実際のビジネスにおいても大きな意味を持つことなので、いい訓練になっているのかなと思っています。
3. Teamworkを重視する学校である・・・この項目については、賛否両論があると思います。アメリカのビジネススクールの中にはCompetitiveな環境を売りにしている学校もあります。これは学生の卒業後のキャリアの方向性に影響を受けやすい気がします。I-Bankや証券会社のTraderなどを目指す学生が多い東海岸のビジネススクールは一般的にCompetitiveな環境である場合が多いのではないでしょうか。UC Irvineに関して言うと、卒業生に占めるFinanceキャリア選択は東海岸の学校に比べると思います。実際、私の周りで多いのは、Marketing、Operation志望の学生です。これらの学生にとって、チームで働くことはとても重要な意味を持ち、Teamwork-Orientedな学習環境は卒業後のキャリアの準備としては大変役立つと思います。私自身はMarketing専攻で、今後もMarketing系の職につきたいと思っているので、この環境は自分に合っているのではないかなと思っています。
他にもこの学校のいい点はありますが、今日はこの辺で。後日、またアップしようと思います。また、この学校の改善の余地についても言及したいと思います。
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